第二日目
由紀ちゃんは朝から泣いてます。
話かけても何も答えずずっと泣いているので和男君が怒ってビンタをしました。
「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
やっと喋ってくれました。嬉しかったです。
第三日目
肝心な事を忘れてました。
とってもとっても大事な事です。
僕も和男君もすっかり忘れてました。
由紀ちゃんが何かボソボソとつぶやいていてそれで初めて気付きました。
「食べさせて・・食べさせて・・食べさせて・・」
ソーセージを3本食べさせてあげました。
狂ったように食べてました、両手首は鎖で繋いでいるので
ソーセージは僕が口元まで持っていってあげます。
和男君がソーセージをあげるとポッキーの時みたいに頭をバットで殴りそうなので・・・・
僕って優しいな!!これからはちゃんと食べ物はあげないといけません。
だって死んじゃったらつまらないから。
第四日目
由紀ちゃんは行儀の悪い子です。
ポッキーの方が賢いと思います。
だっておもらししちゃうんだもん、とっても臭かった!!
和男君は怒って由紀ちゃんのお腹を何回も蹴ってました。
蹴られるたびに「げふっ!げふっ!」って変な声を出してました。
ちょっと可哀相かなって思ったけどなんだか見てるうちに楽しい気持ちになってきました。
「純!お前もやってみるか?」って和男君が聞いてきたけど僕は断りました。
今度からはバケツの中でうんこをするようにしつけようと思います。